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日本のお金の歴史/ホームメイト

現代では当たり前のように使われているお金ですが、今と同じ「円」が登場したのは、明治時代(1871年2月)です。日本におけるお金は、時代と共に大きく変化してきました。

日本におけるお金の起源と貨幣の誕生

日本におけるお金の起源と貨幣の誕生

日本では、縄文時代から矢じりや稲などを物品貨幣として、物品交換が行なわれていました。

わが国で最初の鋳造貨幣は、708年に律令政府によって鋳造された「和同開珎(わどうかいちん)」です。

それ以前にも「無文銀銭(むもんぎんせん)」と「富本銭(ふほんせん)」等が存在していたことも記録されていますが、広範囲に渡って流通した日本最古の貨幣は、今のところ「和同開珎」であると言われています。

また、和同開珎が作られたあと、奈良時代から平安時代にかけて、「皇朝十二銭(こうちょうじゅうにせん)」と呼ばれる十二種類の銅銭が公式に発行されました。

中国の渡来銭の使用

中国の渡来銭の使用

皇朝十二銭以降、約600年もの間、日本国内での統一貨幣の鋳造は行なわれていませんでした。

その代わりとして中国から輸入した「渡来銭(とらいせん)」と呼ばれる銅銭が、平安時代の末期から江戸時代前期まで、日本国内で広く使われていました。

中でも明の永楽帝の時代に造られた「永楽通宝(永楽銭)」が室町時代の中期に大量に輸入されました。

この渡来銭を中国から買うために、日本で産出された大量の「金」が中国に向けて輸出されていました。

全国通用の鋳造貨幣の誕生

金属貨幣の誕生

戦国時代になると、明の政策変更や銅不足から日本に銅銭が入ってこなくなります。

皇朝十二銭以降、長い期間日本では貨幣が鋳造されていませんでしたが、戦国大名の命令によって、武田信玄の甲州金や豊臣秀吉の金貨、銀貨などが次々と鋳造されるようになります。

そして、江戸時代になると、徳川家康によって全国統一の貨幣として、金貨、銀貨、銭貨の三貨が鋳造されました。

紙幣の誕生

紙幣の誕生

日本における紙幣の誕生は、戦国時代に伊勢国で発行された山田羽書(やまだはがき)です。

その後、江戸時代中期から、貨幣の不足などによって各藩が藩札と呼ばれる紙幣を発行しました。

藩札には、金札、銀札、銭札などがあり、特に銀札が多く発行されました。

明治時代になるまで様々な藩札が発行され続けました。

政府紙幣の誕生

政府紙幣の誕生

明治政府は、貨幣の統一を目指して「新貨条例」を制定しました。新貨幣は、10進法を採用し、単位も「両」から「円」に改めました。

1872年(明治5年)には、新紙幣となる明治通宝を発行しましたが、この偽札が多く使われたため、1881年(明治14年)にデザインを一新した改造紙幣を発行しました。これが、わが国最初の肖像画入りの「政府紙幣」です。

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