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CFJ合同会社が抱える
消費者金融ブランド・ディック



ディックは以前、日本における消費者金融会社のひとつとして名を馳せていました。現在ではアメリカのシティグループが管理していますが、2008年以降、新規申込受付けを停止しています。ここではディックについて説明します。

ディックの歴史について

ディックの歴史について

ディックは1970年代半ばに日本で誕生した消費者金融会社です。当初はダイエーグループに所属しており、オレンジ色の看板がたくさん街中にありました。アイフルが赤でプロミスが黄、武富士が青、ディックはオレンジという形で、競合各社が住み分けをしていた時代です。

2000年代に入り、ダイエーグループの業績が低迷した頃、ディックはシティグループ傘下に入ります。2002年には、電話の加入権利を担保にして融資を行なっていた「マルフク」から店舗と債権を引き受け「CFJ合同会社」が誕生し、ディックはCFJが持つ消費者金融ブランドのひとつとなります。この「CFJ」とは、シティグループ(C)のファイナンシャル会社(F)の日本法人(J)を意味しています。

このとき、消費者金融大手の「アイク」もCFJグループのブランドのひとつとなりました。2006年に入ってから、アイクとディックはひとつのブランドとして再生しますが、ブランド名は「ディック」に統一されました。同時に、携帯電話での融資申込みやインターネットを利用した融資申込みに力を入れますが、金融法の改正などにより、業績が思ったように伸びず、2007年には有人店舗も無人店舗も閉鎖に追い込まれます。

ディックブランドの消滅と現在について

ディックブランドの消滅と現在について

2008年に入ると、ディックの新規申込みの受付けは停止され、事実上、ディックは消費者金融事業から撤退することになります。金融法改正によって、過払い金の返還請求が増えたことや、グレーゾーン金利の撤廃を受けて、以前のように高利で融資ができなくなったこと、また貸し出す金額を法律で厳しく規制されたことなどが、事業の業績に大きく響いてしまいました。

加えて、2008年のリーマンショックにおいて、ディックを抱えるシティグループは6兆円にも上る巨額の損失を出しており、これ以上のディックの事業継続支援は不可能であると判断されます。新規申込受付けを停止したあとは、新規顧客に三洋信販を紹介するなどの措置を取りました。2009年には「ベティ・ローン」など、女性向けの消費者金融事業を行なっていたユニマットレディースがディックブランドに入り、この両社を2010年に三洋信販が吸収します。それ以降、新規の融資受付けは、すべてプロミスに誘導することとなりました。