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中国工商銀行(中国)の概要



中国工商銀行は、中国の北京に本店を置く中国の銀行です。英語で「Industrial and Commercial Bank of China Limited」と表記することから通称「ICBC」と呼ばれています。ここでは中国工商銀行について説明します。

中国工商銀行の概要

中国工商銀行の概要

中国工商銀行は、1984年に創立された中華人民共和国における「中国四大商業銀行」のひとつとして、中国建設銀行、中国銀行、中国農業銀行と共に数えられています。ゴールドマン・サックスやドレスナー銀行、アメリカン・エキスプレスなど、海外の名だたる金融機関が出資を行なっています。

中国工商銀行は株式を上場しており、その時価総額は、JPモルガン・チェースやHSBC、バンク・オブ・アメリカを抜き、2007年にはシティグループを抜き、世界第1位となりました。2012年には、ゴールドマン・サックスが保有する同行の株式をシンガポールのテマセク・ホールディングスが買い取りました。その結果、テマセク・ホールディングスは、中国工商銀行の一大株主となりました。

中国工商銀行の日本における役割

中国工商銀行の日本における役割

中国工商銀行は、中国国内においては、預貸業務や、債券投資、貿易金融など、幅広い業務を行なっています。日本には中国工商銀行の東京支店がありますが、こちらにおける中国工商銀行の役割は主に以下の3つです。

1.個人向けの金融サービス

中国の通貨である人民元における預金業務を行なっています。普通預金の預け入れと、定期預金の預け入れの2種類があります。

2.人民元の為替予約送金

中国工商銀行は、人民元の為替予約送金を行なっています。日本円を人民元にした場合の為替後の金額は、中国工商銀行本店が定めた、送金日におけるレート(TTBレート)です。送金先はお金を人民元で受け取ることができます。中国においては、中国国家外貨管理局によって、年間の送金金額が5万USドルまでと定められています。また1万USドル以上の送金については、資金の出処を示す書類と身分証が必要となります。

3.金融機関向けの金融サービス

中国工商銀行は、金融機関に対して融資しています。扱う通貨は米ドル、円、ユーロ、人民元、香港ドルなど幅広く、金融機関同士の短期融資を行なうことで、お互いの国際競争力を高める狙いもあります。また、日本の金融機関が取引を行なう中国法人が、中国本土においてスムーズに融資を受けることができるよう、融資の保証を行なうこともあります。このように日本と中国の経済活動がスムーズに行なわれるよう、あらゆる金融サービスを提供することが、日本における中国工商銀行の役割となっています。