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金融安定理事会に関する基礎知識



世界中の主な金融機関が集まり、世界の金融システムの安定化を図るべく、2009年に創設された理事会を金融安定理事会、通称「FSB」と言い、事務局はスイスの国際決済銀行内にあります。ここでは金融安定理事会について説明します。

金融安定理事会の概要

金融安定理事会の概要

金融安定理事会は、世界の主要国の中央銀行や国際通貨基金、国際決済銀行及びその傘下の委員会などが参加して組織された、国際経済の安定を図るために活動する国際機関です。日本からは金融庁と財務省日本銀行が参加しています。1999年に設立された金融安定化フォーラムが、現在の金融安定理事会の前身にあたります。

金融安定委員会の目的と役割

金融安定委員会の目的と役割

金融安定委員会は、その名の通り、世界の金融の安定を目的としています。国際金融市場を常にチェックし、脆弱な部分については、必要な改善策を策定したり、助言を行なったりしています。

金融安定委員会とG20

金融安定理事会は、毎年開催されるG20(20ヵ国財務相・中央銀行総裁会議)に合わせて、報告書を公表しています。また随時、各国に対し金融システムの安定化に繋がるとされる提言を行なっています。公表される内容は多岐にわたり、例えば2013年には、世界の金融動向を精査した上で、国際的な信用格付機関が発表する格付評価への依存度を減らしつつ、信用格付機関(格付会社)の監督を強化する声明を発表しています。

2013年には、アメリカやヨーロッパの巨大保険会社に対して、資本を上乗せすることを伝える声明を発表しています。これは2008年に起きた世界的な金融危機の反省から生まれた声明です。各国のメガバンクをはじめとする、世界経済に大きな影響を及ぼしている巨大な世界的保険会社についても、資本を上乗せさせることで、世界経済の安定を図りたいという金融安定理事会の意図があります。

このように、世界各国において比較的重要な金融安定委員会の声明は、金融安定委員会の議長が記者会見で表明すると同時に、G20においても報告され、また審議され、表明後数年を経て新しい国際的な金融のルールとして採択されています。資本比率の強化を迫られる各保険会社から、金融安定委員会の行きすぎた規制であるとの声が出てくることも懸念されるため、時間をかけて議論を行ないます。

このように金融安定委員会は、世界経済の安定のために、様々なルールを作っています。しかし、それらは独裁的に決められるものではなく、各国の意向を十分に反映して決められています。決められた方針は、各国の中央銀行など主要金融機関を通して、民間の金融機関に通達されるのが一般的です。