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国際決済銀行の概要



国際決済銀行は「Bank of International Settlement」の頭文字をとって、通称「BIS」と呼ばれています。各国の通貨価値の安定維持や、国際金融システムの安定化を支援する金融機関として位置付けられています。ここでは国際決済銀行について紹介します。

国際決済銀行の概要

国際決済銀行の概要

国際決済銀行は、第一次世界大戦後、敗戦したドイツの賠償金の支払いを処理するための銀行として、1930年に誕生しました。本部はスイスのバーゼルにあります。

「各国の中央銀行のための中央銀行」と言われ、各国の中央銀行の代表(日本であれば日本銀行の総裁など)が会合を開く場所でもあります。この会合はG10(総裁会議)と呼ばれ、この会合を中心として金融安定化フォーラムやグローバル金融システム委員会など、様々な委員会や機構が置かれています。

国際決済銀行で決定した事項に関しては、法的な拘束力や罰則規定はありませんが、G10参加国(アメリカ・フランス・ドイツ・日本・オランダ・スウェーデン・イギリス・ベルギー・カナダ・イタリア)は、自国の法律に決定事項を反映させています。

例えば、日本の金融機関のうち国際業務を行なっている銀行は、自己資本率を8%以上にしなくてはならないという「BIS規制」が制定されると、これにしたがっています(国内業務のみの銀行の場合は、自己資本率4%という国内法に基づいて営業しています)。

日本と国際決済銀行の関係

日本と国際決済銀行の関係

1930年に国際決済銀行が設立された当初、日本は同銀行の株主でした。しかし戦後、サンフランシスコ講和条約を締結する際に、株主の権利を放棄します。その後、長い努力の末に、1970年に再び株主となります。また、2011年には当時の日銀の白川総裁が理事会の副議長を務めるなど、国際決済銀行において日本の存在感は増しています。

国際決済銀行の役割

国際決済銀行の役割は主に以下の5つです。

1.各国の金融機関の連携強化

各国の金融動向を注視しつつ、それぞれの国の中央銀行の協働関係を強化しています。

2.中央銀行以外の組織との連携強化

各国には、中央銀行以外にも、金融システムの安定を図っている機関が多数あります。そのような機関と中央銀行の関係性を強化しています。

3.各国の金融市場の研究

各国の中央銀行が抱える課題を精査し、国際金融政策を策定したり推進させたりしています。

4.中央銀行の代行

各国の中央銀行に代わって、金融市場で金融取引を行なうことがあります。

5.国際金融の代行(受託者)

国際的な金融取引にあたって、国際決済銀行がその代理人を務めることがあります。