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福徳銀行5億円強奪事件の
概要とその後



「福徳銀行5億円強奪事件」とは、1994年に神戸市中央区三宮町の福徳銀行神戸支店から現金5億円が強奪された事件です。ここでは福徳銀行5億円強奪事件について説明します。

福徳銀行5億円強奪事件の概要

福徳銀行5億円強奪事件の概要

福徳銀行5億円強奪事件は、金融機関における現金強奪事件としては、被害額が過去最高額の事件です。金融機関に特定しないとすると、2011年に発生した立川(東京都立川市)の現金6億円強奪事件が史上最大の被害金額であり、こちらは警備保障会社から6億円が強奪されました。

福徳銀行5億円強奪事件は1994年の8月5日に発生しました。午前9時20分頃、福徳銀行神戸支店の車庫において、行員3人が現金輸送車からジュラルミンケースを下ろしていたところに2人組の男が近づき、拳銃のような物を突き付けて、行員をライトバンへと押し込みました。ジュラルミンケースには、5億4,100万円が入っていました。犯人はジュラルミンケースを別の車に乗せ、逃走します。逃走に使用された車は、のちに銀行から約600m離れた場所で発見され、盗難車であることが判明します。

兵庫県警がかなりの人数の捜査員を配備し捜査を続けた結果、1999年、換金に使用された札の番号が強奪されたそれと一致します。また、犯人のひとりが知人に犯行を打ち明けたことで、事件は急展開を見せましたが、犯人のひとりは同年の11月に自殺します。もうひとりの犯人は、海外に逃亡するなどし、2002年4月、事件は時効を迎えることになりました。

福徳銀行5億円強奪事件のその後

福徳銀行5億円強奪事件のその後

事件が時効を迎えた5年後の2007年、今度は愛知県にある愛知信用金庫西大須支店現金強奪事件が発生しました。このときは襲われた行員が犯人を取り押さえ、犯人は駆け付けた警察によって現行犯逮捕されます。逮捕された犯人のうちのひとりが福徳銀行5億円強奪事件にかかわった犯人でした。

福徳銀行5億円強奪事件とグリコ・森永事件

愛知県で逮捕されなかった犯人(自殺をした犯人)は、グリコ・森永事件の犯人のひとりであると言われています。犯人が自殺をしたため、断定はできないものの、『史上最大の銀行強盗:5億4000万円強奪事件』(森下香枝著・幻冬舎刊)などでは、どういった根拠でそのように思われるかについて触れられています。同書によると、犯人は福徳銀行5億円強奪事件で奪った金の一部をアパートの屋根裏に隠していましたが、このアパートは阪神淡路大震災によって焼失してしまいました。グリコ・森永事件とは、食品会社を舞台とした一連の脅迫事件のことですが、この事件の犯行にかかわった者や捜査にかかわった者が自殺するなどし、事件の見方は推測の域を出ていません。しかし、福徳銀行5億円強奪事件の犯人のひとりがグリコ・森永事件の犯人のひとりでもあるとする説が現在のところ有力です。