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銀行融資・銀行借入に関する基礎知識
その2



銀行融資の審査基準は、世間で公開されていません。公開すると融資を受けたい者がその基準に合わせて書類を偽造する恐れがあるためです。しかし、融資の審査における一般的な基準などは、専門家がときに語っている場合があります。ここでは銀行融資を受ける際の審査基準など、知るべきことを紹介します。

銀行融資の際の審査のポイント

銀行融資の際の審査のポイント

融資審査の基準は各銀行によって様々ですが、一般的には以下のような点が審査されます。

財務内容

決算書の提出を求められる銀行がほとんどです。例え決算書の内容が悪くても、新たな事業計画など将来的に業務実績が好転する材料があるかどうかが、審査の対象となります。

資金の使途と融資金額

資金の使途については、厳格に聞かれることがほとんどです。一般的には設備資金のほうが返済期間が長いため、運転資金で使おうと思っている資金を「設備資金で使用します」と伝えても審査に通りにくくなります。

返済の見込み

返済は、資産を売却して行なうのか、利益から行なうのか、細かく審査されます。

損益計算書における審査基準

損益計算書における審査基準

当期純利益や経常利益、減価償却費などは当然、審査の対象となります。役員報酬についても審査の対象になります。例えば、役員報酬が10万円で、その役員が1社からしか報酬を得ていない場合、10万円で生活をしているとは考えづらいです。このような不自然な数字はすべて、銀行がチェックを行なう対象となります。銀行は国税とは異なり、個人や法人の内部に入って調査をする権限を持っていないため、不自然な数字に対して正直に答えないと、融資を受けられないこともあります。

貸借対照表における審査基準

銀行融資の際に提出する貸借対照表の中で、銀行が着目するポイントについて紹介します。

純資産が資本金を下回っていないこと

貸借対照表における純資産とは、商売を始めてから現在まで、いくら利益があったのか、あるいはいくら損失があったのかを示すものです。資本金1,000万円で事業を始めて、純資産が400万円であれば、スタート時から現在まで600万円を使っていることが分かります。

うち当期純利益

貸借対照表の資本の部には「うち当期純利益」という項目があります。ここの数字をもって黒字か赤字かを判断します。この数字が黒字であれば、純資産が少なくても「業績は回復傾向にある」と判断されます。

「負債の部」の「役員借入」

役員が身銭を切って会社に資金を投入している場合、銀行は理解を示してくれる場合があります。このように銀行は、決算書の数字をそのまま見るのではなく、数字の奥に隠されている事実を推測しています。つまり純資産を決算書から読み解きながら、貸したお金を返せる企業であるかどうかを審査しているのです。