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水産加工業協同組合の概要とその役割



水産加工業協同組合とは、水産業協同組合法をもとに組織された協同組合のことを指します。ここでは水産加工業協同組合について具体的に説明します。

水産加工業協同組合の概要

水産加工業協同組合の概要

水産業協同組合法に基づき組織されている協同組合を「水産加工業協同組合」と言います。全国各地にこの「水産加工業協同組合」は存在し、それらを統括する組織として「全国水産加工業協同組合連合会」があります。「水産加工品」とは、アジの開きのような「乾燥品」や、ちくわなどの「ねり製品」、さらにイカの塩漬けやニシンの塩漬けといった「塩蔵品」などの総称です。このような水産加工品を製造する業者たちが任意に集まって、1964年に発足させた組織を「全国水産加工組合連合会」と呼びます。その後、1971年に水産業協同組合法に基づき、農林水産大臣に許可された法人として全国水産加工業協同組合連合会となりました。

水産加工業協同組合の役割

水産加工業協同組合の役割

水産加工業協同組合は主に以下の5つの役割を担っています。

1.水産加工資源を安定供給に寄与すること

国内でまかなえる原料の安定的な確保、また輸入に頼らざるを得ない原料の安定的な確保に努めています。

2.水産加工業のさらなる発展に貢献すること

様々な水産加工物の生産や開発に貢献し、振興に努めています。

外国人技能実習制度

水産加工業協同組合では、積極的に諸外国の労働者を一定期間受け入れて、技術研修を行なっています。組合側には、各国の人材を積極的に育成することで、日本の優れた水産加工技術を世界に広め、世界の水産物加工者の地位向上や、水産資源への理解を深めてほしいという願いがあります。また、日本にとっては、組合が積極的に海外の人材を育成することで、各国との連携強化や水産資源をもとにした経営及び経済活動の強化、組合組織の活性化、さらに生産力の向上などを目指しています。

水産加工食品製造技能評価試験

全国水産加工業協同組合連合会が、水産加工従事者を対象に技能試験を行なっています。試験のカテゴリは多岐にわたり、節類製造作業、燻製品製造作業、発酵食品製造作業などがあります。

3.水産加工品の消費拡大

各地の伝統的な水産加工食品のPR活動などを実施しています。

4.経済事業

外国為替法や外国貿易法などにより、水産資源の輸入量や金額は制限されています。水産加工業協同組合では、傘下の組合員に水産加工原料の共同購入を促すことで安定した購買力を維持し、常に消費者への水産加工物の安定供給を目指しています。

5.冷凍保管事業

加工した水産加工品を適切な温度管理のもとで管理し、常に鮮度の良い品を消費者へ供給できるよう商品の冷凍保管事業も行なっています。