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農業協同組合の概要とその役割



農業協同組合とは、農業従事者によって組織された協同組合のことで、「農協」とも呼ばれています。ここでは農協の概要とその役割について説明します。

農業協同組合の組織概要

農業協同組合の組織概要

農業協同組合(農協)は、全国各地にあります。数が非常に多いため、全国農業協同組合中央会が農業協同組合のトップとなり、その配下に都道府県レベルでの連合会が置かれ、さらにその配下に「単位JA」と呼ばれる農協(いわゆる町の農協)が置かれています。農業協同組合とは、この3段階の組織全体のことを指し、通称「JAグループ」と呼ばれています。

農協の歴史

農協の歴史

戦前戦中の日本は、富国強兵制作のもと、農作物を国が一元管理していました。戦後、GHQが「日本の農業は行政から独立し自主的に営むべきだ」とし、上意下達ではない欧米型の比較的自由な農業組織を創ることを提唱します。しかし、戦後の日本は食糧難にあり、国が食料を統制し、管理・配給する必要がありました。そのため戦前の農業会を組織変更することで、いったんはGHQの意見と折り合う格好をとり、現在の農協が誕生します。その後、長年にわたって農協はある特定政党を支持していたことなどにより、各農協が行政からの自主独立を声高に叫ばずとも、各農家に対し相応の厚遇が期待できたため、戦後の「農協体質」が現在まで引き継がれています。農協が市井において「JA」と呼ばれるようになったのは、1992年からのことです。

農協の目的

農協の目的は「農業協同組合法」によって規定されており、以下の2つが主な役割です。

  1. 農業生産力の増進
  2. 農業者の経済的・社会的地位の向上

農協の事業内容

農協は、いわゆる「農協3事業」を行なっています。以下に3つの事業とその概要を紹介します。

経済事業
農協は組合員(多くは農家)が生産した農作物を、農産物直売所やAコープ(生活協同組合としての役割を担うスーパーマーケット)などを通して、販売及び販売支援する役割を担っています。また、農作業に必要なガソリンやプロパンガスなどの供給も行なっています。
信用事業
農協は預金や貸付を行なっています。いわゆる「JAバンク」は、銀行とほぼ同等の機能を有する金融機関であり、預金や貸付の他、各種証券の取り扱いも行なっています。
共済事業
JA共済が中心となり、共済の加入のとりまとめを行なっています。終身共済や年金共済、自賠責共済などの取り扱いがあります。
上記の3つが主な農協の事業内容ですが、その他、組合員向けに葬儀を行なうこともあります(JA葬祭)。また、病院の運営や観光事業、不動産の仲介事業など多種多様な事業を行なっています。農協の資金は潤沢であるため、「農業協同組合法」に規定されている「地域の発展に貢献する」あらゆる事業を行なっているのです。