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信用協同組合の概要と役割



中小企業等協同組合法で規定された信用協同組合は、一般的には信用組合と呼ばれ、業界団体の間では「しんくみ」と呼ばれる、中小企業等協同組合のひとつです。ここでは信用協同組合の概要とその役割について具体的に説明します。

信用協同組合の概要

信用協同組合の概要

信用協同組合とは、信用組合(信組)のことを指します。勤労者や中小企業が会員となって、相互扶助の精神で助け合おうという理念のもとに設立された金融機関です。1949年に施行された「中小企業等協同組合法」に基づいて金融業務を行なう金融機関のことを信用協同組合と言います。普通の銀行と異なる点は大きく2つあります。まず1つ目は、利益を追求する組織ではないという点です。銀行の多くは株式会社であるため、当然企業としての利益を追求します。対して信用協同組合は、非営利団体であると法律によって定められています。2つ目は、業務範囲が地域住民や中小企業など、組合員に対する金融サービスに限定されている点です。これは「協同組合による金融事業に関する法律」によって規定されています。信用組合と取引を行なう個人や法人は「組合員」と呼ばれ、組合員は以下の3つに大別されます。

地域信用組合
任意の信用組合の営業圏内に住んでいる個人、及び法人を対象としている信用協同組合のことです。
業域信用組合
青果卸業や建設業、医者など、ある特定の業種の関係者を対象としている信用協同組合のことです。
職域信用組合
警察や消防署、新聞社など、同じ職場に勤務する人を組合員としている信用協同組合のことです。

信用協同組合の社会的役割

信用協同組合の社会的役割

信用協同組合は、法律によって非営利団体であることが定められています。しかし、銀行などと同じように預金業務や貸付業務を行なっているため、一定の利益が出ます。この利益を以下の3つの目的に使用することが、信用協同組合の社会的役割です。

  1. 広く社会に貢献するために国に税金を納め、地域へ貢献するための役割を担います。
  2. 組合員に配当を行なうことで、組合員に貢献するための役割を担います。
  3. 将来にわたって、広く社会貢献、地域貢献、組合員への貢献ができるよう、社会全体に役立つことを行なう役割を担います。

つまり、信用協同組合は、利益を追求する組織ではなく、あくまでも組合員や社会に貢献するという役割を常に担っています。

信用組合と信用金庫の違い

信用組合も信用金庫も、非営利事業を行なう金融機関ですが、以下の4つの点において異なる性質を持っています。

営業エリア

信用組合も信用金庫も法律によって営業エリアの制限がありますが、法律は信用組合の営業エリアをより狭く規定しています。信用金庫の方が信用組合に比べて営業範囲が広い点が特徴です。

出資金及び資本金の制限

信用組合には1,000万円の最低出資金・資本金が必要で、信用金庫はその10倍にあたる1億円が必要になります。東京都の場合のみ特別で、信用組合が2,000万円、信用金庫が2億円となっています。

法人組合員の資格

信用組合の場合は資本金が3億円以下であること。信用金庫の場合は資本金が9億円以下であることと定められています。

預金の制限

信用組合は、組合員以外の預貯金は全体の20%以下に制限されています。信用金庫にこの制限は適用されていません。